新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続き、対面での懇親会が開催できない状況が続いております。しかし、このような状況の中でこそ、ヒューストン日本人会の存在意義を発揮すべく、5月に「仮想みんなの懇親会」を開催しました。日本人会特注の日本食レストランのお弁当を、日本人会会員を中心に特別価格で購入していただき、自宅で召し上がっていただきながらオンライン会議システムで一緒に食事をしよう、という試みでした。この仮想懇親会は多くの皆様にご参加いただき、大好評を博しました。
やがて7月に入っても世界中の祈り空しくコロナの勢いは止まらず、大人数で集まることができません。たくさんの人が楽しみにしていたイベントも次々と中止、“滞宅(Stay Home)”が奨励される中、日本人会でできるイベントが少しでも皆さんの心を明るくできればと、仮想懇親会第二弾として、7月18日・19日に「日本食レストランのお弁当を楽しむ会(みんなの懇親会)」を実施しました。
本懇親会は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により縮小営業を余儀なくされている、普段お世話になっている日本食レストランの支援を兼ねて行われ、5月の懇親会でレストラン日本、Café Kubo’s sushiに加え、焼き鳥Gunsoのお弁当を楽しみました。各レストランに$20相当のお弁当を用意していただき、日本人会が$10を、会員は$10を負担する形式で行いました。会員以外の方には、$20(お弁当代全額)をご負担いただきましたが、それでもたくさんの会員以外の方にもご参加いただきました。
2日間で合計95名の参加があり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により対面での懇親会が開催できないなか、今回もZoomを使っての仮想懇親会も併せて開催されました。弁当の写真撮影の担当のひとりであった会員が、ふたを開けるや否やあまりにもおいしそうなお弁当に狂喜興奮我を忘れ、気が付いた時には半分食べ終わってしまい写真撮影ならず、という微笑ましいハプニングもあったように、彩りも美しく豪華なお弁当を談笑しながら堪能することができました。
お弁当の内容は、次のとおりでした。
①レストラン日本: 大きなエビフライ、唐揚げ等がたくさん入った豪華幕の内弁当
感想:オーナーの吉田さん自ら選んだ食材で大き目の弁当箱に綺麗に並べられていました。エビフライ、唐揚げ、鮭の塩焼き、コロッケ、稲荷寿し、太巻き、茄子の煮物、豚肉と玉ねぎ、おしんこが所狭しと飾られていました。作るのに時間が掛かったのではと思いました。
②Cafe Kubo’s Sushi:
Aセット:鯖の塩焼き弁当とかつ丼、唐揚げ付
Bセット:鮭の照り焼き弁当と親子丼、太巻き付
Cセット:焼き肉弁当とトンカツカレー、揚げ出し豆腐付
感想:お弁当だけでも一食分になるほどでしたが、それに丼等と小さいおかずがついて$10は、信じられないほどお得です。しかも、味も一流。鯖は半身が一匹分、カツは、厚さ1.5センチで器からはみ出しそうなほどの大きさ。焼き肉はこれでもかというほどの盛の良さ。カレーは、出汁のきいた昔風の味で、いかにも日本のカレーでした。
③焼き鳥Gunso : 特製ホッケ弁当(+ポテトサラダ、野菜、豆腐、みそ汁)
感想:見かけは非常にシンプルでしたが、それぞれが良い持ち味を出していました。ポテトサラダはおふくろの味に近く玉ねぎのピリ辛が良く効いていました。大きなホッケがメインでしたが、ヒューストンで最も美味しいホッケでした。どこで仕入れたのか気になるところです。