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ニュースレター

「2020年2月日本人会のみんなの懇親会――鍋料理を楽しむ」

 ヒューストンでは珍しく寒暖の差が激しい気候が続いています。そこで2月のみんなの懇親会は、寒さの中で「鍋」を食べて温まろうと、韓国料理「BBQ Garden」で開催されました。このお店はヒューストンで最も美味しいチャプチェ、そしてチヂミ(Pancake)を出してくれるお店です。勿論、牛タン、焼き肉も炭火で焼くので美味しいのですが、お昼ですので餃子、チャプチェ、チヂミ(Pancake)、そしてシーフード豆腐鍋に的を絞り注文しました。

 今回の参加者の中には、最近来られたばかりの脳外科医の田代先生や、ベイラ―医科大学でご夫妻で遺伝の研究を進められている倉沢博士ご夫妻もいらっしゃいました。また、国籍は中国ですが日本生活7年で日本語をマスターされたエンジニアでコンサルタントのサリーさん、米国有数の保険会社でご活躍の小川さん、新年会で航空券を当てられた松本さんご家族(ご主人はエクソン勤務)も参加され、様々な話題でたいへん盛り上がりました。業種を超えて多くの方が集まって話が出来るのは日本人会の懇親会のメリットと思います。費用も一部日本人会が負担していますので、皆さんもお手頃な会費で気軽に参加出来ます。

 最近はコロナウィルスの話が多いのですが、今回の鍋料理を楽しむ会は暗い雰囲気を払拭出来る懇親会であったと思います。3月は漸くシーズンを迎えたザリガニ料理の懇親会にする予定です。昨年好評で今年も開催依頼が多くありましたので、同じザリガニレストランで行います。皆様の交流の場として人気の定例会ですので、是非、ご家族やご友人とお誘いあわせてご参加ください。

                                  以上

2020年「日本人会 年次総会」 及び懇親会

2月8日(日) 中華料理「Chef  Ding」にて日本人会の総会及び懇親会が開催されました。松村副会長の司会で総会が開始され、まず武智日本人会会長の挨拶及び2020年の理事・執行委員の皆さんの紹介がありました。その後2019年の活動実績・決算の承認、2020年活動計画・予算の承認が行われました。 

武智会長から2020年度の活動目標として会員間及び日本人コミュニティでの「つながり」をベースに「機動性の重視と会員の楽しみ」を日本人会のテーマにして様々な活動を行うとの説明があり、具体的には以下の4点が挙げられました。

①日本人会設立17年が経過し、時代に応じた日本人会の進むべき方向性を継続して見極めていく。その為にはアンケート調査等を通じて、会員からの要望を出来る限り実現するとともに、会員が心から楽しめる仕組みを構築。

②日本人コミュニティにおいて「新年会(餅つき大会)」「真打ちの落語公演会」「ジャパンフェスティバル」「ワイン会」「秋祭り(盆踊り大会)」「クリスマス会」「テニス大会」等各イベント活動を通じて日本人会の存在感を高めるとともに、日本人同士の「つながり」の輪を拡張。

③日本人会として機動性を重視し、会員が楽しめるイベントを企画・実施。今年も毎月世界の料理を楽しむ懇親会を格安料金で実施予定。運転に不安のある方にはウーバーサービスで対応。

④ヒューストン在住の日本人の方に役立つ「医療ハンドブック」の改訂版を完成させる。ヒューストンの医者・研究者の皆様が協力して作成し、日本語で通じる医者・クリニックを紹介。

総会後は会場の中華料理店で参加費無料の懇親会を実施し、和気藹々の中で総会・懇親会が終了しました。総会後の懇親会では、新規入会者の挨拶や皆さんの最近の状況報告を聞きながら互いに懇親を深めました。今後の日本人会のイベントにもっと多くの皆様の参加をお待ちしています。

親睦麻雀大会

グレーターヒューストン日本人会主催の第19回親睦麻雀大会が1月25日(土)メモリアル地区の鮨陣レストラン特別会場で開催された。

大会は16人限定4卓で開催され、最初はくじ引きで決まった卓で半チャンを行い、2回目からは各卓の1位~4位同士が夫々の卓で競い合い半チャン4回の獲得点数の多い順に順位が決まる。今回激戦を勝ちぬき優勝したのは吉橋俊夫さんで3回目の優勝となり、優勝カップと優勝賞金を大会幹事松村芳容さんから授与された。次回の大会は7月後半に開催予定。大会に関するお問い合わせはjagh.mail@gmail.comまで。場所を提供下さった鮨陣レストランさんに感謝です。

今回の結果は優勝 吉橋俊夫さん

      二位 草野義明さん

      三位 中西洋一さん

優勝した吉橋俊夫さんのコメント

この度、ヒュ-ストン日本人会・第19回麻雀大会に優勝させていただきまして喜んでいます。

この麻雀大会は年齢差や男女の区別なしに楽しく交流が出来、またゲ-ムそのものも対等に勝敗がつけられるものです。私事ですが、私はこの一月に八十路になりましたが、若い頃のささやかな経験を今回の場で生かせ、さらに若い雀士と麗しき女性から若さと元気をいただくことができまして有難うございました。今後ともこの場が末永く続く事を心から願い、私も臆せず参加する所存ですのでよろしくお願いします。終わりに今回の大会の開催に向けて翻弄された役員、幹事の皆さんに厚く御礼申し上げます。

吉橋 俊夫

初参加の早苗さんのコメント

今回初めて麻雀大会に参加致しました。麻雀は数十年ぶりで 家族麻雀しか知らなく、 始めは圧倒されていましたが、皆様辛抱強く親切に教えてくださいました。楽しい方たちばかりでゲームはもちろん会話も楽しませて頂きました。楽しいひと時をありがとうございました。

2020年日本人会新年会開催

1月19日(土)2時30分から、ヒューストン市郊外の望月文化会館において日本人会の新年会が盛大に開催されました。当日は温暖な天候に恵まれ、約400名の方が参加されました。

まず日本人会の武智会長の年頭の挨拶があり、ボランティアの皆さんへの感謝・日本人会の活動を語られました。そしてご来賓の眞下領事より祝辞をいただき、鏡割りの後にはヒューストン日本商工会を代表して近藤副会長が新年を祝った乾杯の音頭を取られました。

会場の望月文化会館は元フィットネスセンターを改装されたもので、広大な敷地に400名以上収容出来る会場・お茶室・太鼓道場・空手道場・テニスコート及び広大な庭があります。当日は日本人会のボランティアの皆さんが早くから餅つきの道具・椅子・テーブルの設営から料理の準備を行われました。

今年も、ボランティアの女性陣がつきたてのお餅を使ったお雑煮、、安倍川餅、磯部まき、あんこ餅をサーブされました。庭園では焼き鳥Gunsoレストランが炭火で焼いた焼き鳥を振舞われいい匂いに釣られて長蛇の列が出来ました。三和酒類様からは各種いいちこの試飲会、アサヒビール様からは数多くのビールのご提供があり飲み放題状態でした。

餅つきの杵と臼を会場内に2台設置しアメリカではめったにできないお餅つきを体験してもらいました。子供達も大勢参加して大変好評で、ご両親が子供達の楽しい思い出を写真や動画に記録していました。また、バーカウンターでは日本のかき氷製造機による本格的なかき氷コーナーが設けられ、1月に各種のかき氷を食べるのもヒューストンならではの光景でした。

舞台ではヒューストンを代表する雷太鼓グループの演奏があり、直径2メートルの大太鼓を使った迫力のある雷太鼓の演舞で会場は大いに盛り上がりました。会場の2階では日本の伝統的なお正月には欠かせない羽根つきやコマ回が体験でき、こちらも子供達に大好評でした。

餅つきが一段落した後は上方落語家の林家染太師匠による小噺、切り絵、南京玉すだれが行われ参加者の皆さんは舞台にくぎ付けになりました。イベントの後は、豪華景品が当たるお待ちかねの恒例福引大会。事前に会員更新された方には特別枠での抽選のダブルチャンスもありました。豪華賞品にはANA様ご提供の日本往復航空券、ユナイテッド航空様ご提供の米国往復券2枚、各日本企業の皆様や地元レストランから多くのレストラン食事券、ギフトカード、ヒューストンロケッツのチケット、大量のお米等があり、当選番号が読み上げられるたびに歓声が起こりました。

最後は、日本人会の松村副会長の閉会の挨拶で締めくくられ、本年の日本人会の新年会も盛会のうちに無事終了しました。会場を提供頂いた望月夫妻、当日のセットアップや事前準備にご協力頂いた多くのボランティア、来賓の方々、福引の賞品を提供して頂いた企業および個人の皆様、ご参加された皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

「2020年日本人会新年会での航空券当選のお礼」

ユナイテッドアメリカ国内航空券が当選した松本です。まさか自分がこんな大きなくじを引き当てることができるとは思っておらず、喜びと共に驚いています。幸先のいい2020年をきることができました。ありがとうございました。

今年の新年会では、雷太鼓さんのパフォーマンス、林家染太師匠の南京玉すだれ、餅つきなどのイベントがあり、楽しんでいるうちにあっという間に帰る時間になっていたという印象です。

お雑煮、おもち各種(きなこもち、磯部餅など)、キムチ、つくね、焼き鳥軍曹さんの炭火で調理される出来立ての焼き鳥など、昼食を食べて来館したのにも関わらず食がどんどん進みました。
飲み物はアサヒビール、いいちこ、樽に入った日本酒、ソフトドリンク、温かいお茶類などたくさんの種類が用意してありました。
息子はかき氷、お菓子などを夢中で食べていました。

日本人会新年会に何度か参加させていただいていますが、今年の新年会も数多くの方が来場されていました。
久しぶりに会う友人と話に花が咲くのもこの日本人会のお祭りのいいところだと思います。子育て中の私たち家族にとっては、新年会や秋祭りなどで友人が出来、様々な子育て情報をできるのでとても助かっています。また、私の息子は一時帰国などを除いては日本で生活したことはないので日本文化を経験するいい機会になっていることも嬉しいです。

最後になりましたが、日本人会の役員の方、関係者の方々、ボランティアの方々、準備運営ありがとうございました。お陰様で家族みんな楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ヒューストン日本人会クリスマス会

 12月8日(日)午後12時半から、市内北西にあるプライベートクラブPine Forest Country Clubの大広間で、毎年恒例のヒューストン日本人会主催のクリスマス会が開催されました。
 会場の玄関にはクリスマスの装飾が綺麗に施され、二階の大広間への階段は赤いカーペットが敷かれていました。大広間には大きなクリスマスツリーの他に多くの真っ赤な丸テーブルが配置され、早めに到着された参加者はワインを飲みながら歓談に興じました。
 やがて時間となり、いよいよクリスマス会の始まりです。今年は、オペラで幕を開けました。曲の初めにオペラコンダクターの戸田光彦さんに解説をいただき、歌の背景が良く分かった上での鑑賞で、聴く楽しみが倍増します。期待が高まるなか始まったオペラ歌手のレベッカによるプッチーニの「蝶々夫人」の歌声に、会場は水を打ったように静かになり、素晴らしい声量で会場の全ての人が魅了されました。毎年ヒューストングランドオペラの歌手が、日本人会のクリスマス会の為に素晴らしい歌を参加者の目の前で披露して下さっています。例年は食事の後での公演ですが、今年は出演者の都合でプログラムが少々変更となりました。

 オペラに続き、日本人会の武智会長が日本人会の活動及び1年を締めくくる挨拶をされ、次に福島総領事から温かい御挨拶をいただきました。その後、名物のローストビーフ・各種のパスタ・自家製オムレツ・数々のデザートのブッフェを全員で美味しく頂きました。何回も取りに行かれる方も多く好評でした。
 食事が落ち着いたところで舞台をガラリと変えて、古今亭菊志ん師匠の落語公演に移りました。毎年、師匠にはクリスマス会のトリを行って頂いています。師匠はNHK「超入門!落語THE MOVIE」等にも出演して人気上昇中の落語家ですが、日本人会の為に8年間毎年クリスマス会で公演されています。当日は子供さんからご年配の方が楽しめる小噺を数多く披露され観客を大いに沸かせました。

 2019年の日本人会のイベントはこれで全て終了となりましたが、1月19日には、望月会館で、来場者参加の餅つきや、豪華景品が当たる福引大会、雷太鼓の演奏、凧揚げ、羽根つきが楽しめる新年会の開催を予定しています。来年も、日本人会では益々パワーアップした楽しい行事をたくさん予定していますので、皆様のご参加をお待ちしています。


グレーターヒューストン日本医学会・日本人会の「乾杯の集い」

今年のテーマは「落語とワインのコラボ」

 11月16日、グレーターヒューストン日本医学会・日本人会の共催で、毎年恒例となっているワイン試飲イベント「乾杯の集い」が開催されました。今年も福島総領事のご配慮で総領事公邸を会場としてご提供いただきました。また、今回は日本から三遊亭竜楽師匠をお招きして「落語とワイン」の夢のコラボレーションが実現することとなりました。「ワインを飲む、落語を聴く、みんなでワイワイ楽しむ」のどれか、あるいはすべてをお目当てに多くの参加者が集まり、例年に勝るとも劣らない大盛況ぶりでした。

 会の前半は三遊亭竜楽師匠による落語独演会。竜楽師匠は七か国語を操り落語を世界各国で披露されていることでお馴染み。そんな竜楽師匠がフランス・アヴィニョン演劇祭に一か月泊まり込みで参加された際の苦楽のエピソードなど、師匠ならではのお話に参加者の皆さんも興味津々でした。そして話はいつの間にか落語の演目へ。今回は「西行鼓ヶ滝」を披露していただきました。趣深いお話の中に要所要所笑いどころがあり、また竜楽師匠の表現力と話術に皆さん引き込まれているご様子で、日本でさえなかなか味わうことが出来ない貴重な経験となりました。最後は拍手喝采の中、独演会は幕を閉じました。

 後半は皆さんお待ちかね、ワインの試飲会。今年は「フランスワインとカリフォルニアワインの対決」と銘打ってフランス産・カリフォルニア産のワインが、合計で60本用意されました。どちらのワインも大人気。赤ワイン・白ワイン各種を少しずつ飲まれる方もいれば、お気に入りの銘柄を何度もリピートされる方もおり、それぞれの楽しみ方で美味しくワインを嗜まれていました。また、料理もとても充実しており、日本人会より提供されたチーズ・ハム等のワインのお供から、総領事の差しれの炊き込みご飯まで、バリエーションに富んだメニューでした。

 「乾杯の集い」の最後を締めくくったのは恒例のワインクイズ。難易度が低い問題から順に出題され、正解した方が次の難易度の問題に進むことが出来る、勝ち上がり方式で行われました。最後まで勝ち残ったワイン通の皆さんには、武智会長より豪華賞品が手渡されました。正解して勝ち上がった方も、残念ながら間違えてしまった方も、クイズを通して一体となって盛り上がることができた、楽しいひと時となりました。来年の「乾杯の集い」も、また新たなテーマやコラボレーションを考えながら11月頃に開催する予定です。来年も皆さん、奮ってご参加ください。

實 悠太

≪自己紹介≫
 今回「乾杯の集い」のレポートを担当させて頂いた實(じつ)と申します。10月にヒューストンに転勤となり、今回初めて日本人会に参加させて頂きました。土曜日の「乾杯の集い」と翌日の竜楽師匠講演会のお手伝いをさせて頂きましたが、落語の師匠とこんな近い距離で接することが出来たことが大変印象的でした。二日連続夕食をご一緒させて頂き、落語界の裏話を聞きながら、最後は恐縮ながらホテルまでお送りするなど、日本では出来ない経験ばかりで、とても充実した週末でした。落語イベント含めて、今後も参加させて頂ければと思います。






ヒューストン日本人会秋祭り 2019

 10月27日(日)、第3回となる「ヒューストン日本人会秋祭り 2019」が、望月文化会館で開催されました。
 今年は、参加希望の方に事前登録と事前支払い(会員は無料)をお願いしており、約300名の参加が予定されていました。そして当日。よく晴れて、寒すぎず暑すぎず、絶好の秋祭り日和となりました。

 10時半を回るころになると、会場にはどんどん人が入ってきて活気があふれ始めます。予定の11時から遅れること30分、松村日本人会副会長の司会で開会式が始まりました。最初に福島総領事、続いて丹羽ヒューストン日本商工会会長から、それぞれご挨拶をいただきました。そのあと、雷太鼓の元気なパフォーマンスを皮切りに、いよいよ秋祭りが始まりました。

 今回は、Izakaya WA、Yakitori Gunso、AGU Ramenの各日本食レストランにご出店いただき、日本のお祭り定番の焼きそば、焼き鳥、ラーメン等が販売されました。また、焼酎(いいちこ)とビール(アサヒビール)のをご提供いただき、こちらは無料でご来場者にお楽しみいただきました。日本人会からは、カキ氷と綿アメが無料で配られ、ブースの前には長い行列ができました。昨年人気を集めた「人形すくい」は、今年も大人気。すくいあげた色とりどりの小さい人形を手にした子供たちの嬉しそうな顔。子供たちの歓声と笑い声がビニールプールの周りにあふれました。

 舞台では、ぜんじろうさんのコメディーショー、東風平さんの三線演奏、清水君のトランペット演奏が次々披露され、会場を沸かせます。


 

茶室では、望月先生率いる淡交会の皆様によるお点前が行われ、おいしいお茶と茶菓子が供されました。ドアで隔てられた会場とは打って変わった静かな空間で、格調高い日本文化を文字通り味わっていただくひとときとなりました。
 秋祭り終盤では、雷太鼓の迫力ある演技のあと、恒例となった盆踊りが行われました。着物姿の淡交会の皆様の差す手引く手のあでやかさに誘われて、ご来場の人たちも次々と輪の中に入り「東京音頭」と「炭坑節」を踊る輪が広がりました。

 今年の日本人会秋祭りは、公式入場者が433人と過去最高を記録し、大盛況のうちに無事終了しました。毎回会場をご提供くださる望月ご夫妻、今回ご出店下さったレストランの皆様、朝早くから最後まで会場作りや片づけを手伝って下さったボランティアの皆様、ご来場いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。今後とも、日本人会のイベントにご参加下さい。

第18回親睦麻雀大会

 グレーターヒューストン日本人会主催の第18回親睦麻雀大会が、9月7日(土)メモリアル地区の鮨陣レストラン特別会場で開催された。
 大会は16人限定4卓で開催され、最初はくじ引きで決まった卓で半チャンを行い、2回目からは各卓の1位~4位同士が夫々の卓で競い合い、半チャン4回の獲得点数の多い順に順位が決まる。今回激戦を勝ちぬき優勝したのは松村博夫さんで、前回優勝の小西進さんから優勝カップを、大会幹事松村芳容さんからは優勝賞金を授与された。

 次回は新春大会として一月後半に開催予定。大会に関するお問い合わせはjagh.mail@gmail.comまで。

今回の結果は優勝 松村博夫さん
      二位 中西洋一さん
      三位 吉橋俊夫さん

初参加の上山さんのコメント
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 今回の大会に参加させていただくにあたり、まず驚いたのがヒューストンでも麻雀大会があるということでした。
 学生時代は部活仲間とよくやっていたのですが、社会人になってから周りにやる人がおらず、随分遠ざかっていました。どこまでできるか不安もありましたが、直前のイメージトレーニング(YouTubeで麻雀観戦)の効果?か、何度かあがることもでき、麻雀の面白さを再確認、またはまってしまいそうです。
 あと、このような大会では普段仕事などでは会えない方と交流できるのも魅力だと感じました。
 次回以降も都合がつく限り参加したいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
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みんなの親睦会@King’s BierHaus

みんなの親睦会@King’s BierHaus

 恒例のみんなの親睦会が7月28日(日)、ドイツ、オーストリア料理レストランKing’s BierHausにて開催されました。このレストランは、ドイツ、オーストリア料理を、アメリカ風にアレンジした料理が楽しめます。

 親睦会当日は天気も良く、庭のテーブルを日本人会で占領し、さしずめピクニックのような雰囲気で皆和気藹々と会員同士の会話も弾みました。まずは、ドイツビール、ワイン、サングリアで乾杯。続いて、大皿に盛られた本場のチーズ、ハム、ソーセージが出てきます。お皿が空になる前に、日本のとんかつに似たシュニッツェルが登場。ジャイアント馬場(古すぎ?)が履きそうなわらじくらいの大きさにびっくり!その後も、ピザやらザワークラフトやらがどんどん出てきて、おなかも大満足でした。
 参加者は、何組かの家族連れ参加され総勢20名程でしたが、最近日本人会に入会し行事に初めて参加された方も直にとけこまれ楽しんでおられました。

 味覚というのは、3つの要素で同じ料理でも味が変わると言われます。その要素とは、場所、相手、会話で、日本人会主催みんなの親睦会は何時でもこの3つの要素が確立されており、参加者を喜ばせています。また、日本人会主催みんなの親睦会は、自分ではなかなか行けないHoustonの隠れた人気のお店を探し出し紹介してくれます。

 この機会に、もっと多くの参加者にこの雰囲気を味わって頂きたく、会員の皆様は勿論会員でない方々もお誘い頂き、盛大に行いたいと思いますので、今後共に是非とも多くの参加者を期待致します。

 尚、今回初参加の宮谷さんにコメントを頂きましたので、ご紹介いたします。

<宮谷さんからのコメント>  7月24日よりヒューストンでの生活をスタートした宮谷です。イスラエルのドローンスタートアップ「エアロボティクス」で働いており、この度、ヒューストンオフィスの立ち上げメンバーとして赴任して参りました。  元々JAXAで衛星開発に携わっていたこともあり、「ヒューストンといえば宇宙」という事だけしか知らなかったのですが、先日の交流会ではOil、Chemical、Medical、Insuranceなど様々な業界で活躍する日本人の方々にお会いし、楽しい時間を過ごさせて頂きました。  これまで世界中の都市を訪れて参りましたが、ヒューストンの食事はTex-MexやBBQと美味しいながらもボリュームが凄まじく、運動して体重をコントロールせねばと日本人会で話していたところ、早速、メモリアルパークでの早朝ランニングに誘って頂きました。単身赴任かつ運動好きなので、他の機会があればぜひ誘って頂きたいと考えています。  イスラエル発の会社ということもあり、社内の日本人は私だけですので、日本人会の方々との繋がりを大事にしながら、ヒューストンでの生活をEnjoyしたいと思います。

7月みんなの懇親会「愛媛の『愛育フィッシュ』試食会」

 7月15日(月)、ヒューストン日本人会の主催で、愛媛県産の新鮮な「みかんブリ」「真鯛」「しま鯵」などの試食会を、ヒューストン市内のレストラン「Kubo’s」で開催しました。「Kubo’s」では愛媛県宇和島出身の著名な寿司職人である石川シェフが魚をさばいてくださいました。

 この試食会は、愛媛県庁漁政課からのお声がけで日本人会が調整し実現しました。愛媛県庁漁政課の皆さんは7月14日、15日、Gorge R. Brown Convention Centerで開催される「TRA MARKETPLACE」に、愛媛の養殖魚を「AIIKU FISH(愛育フィッシュ)」として出展するためにヒューストンに来られました。滞在中に、日本人会会員にも是非試食して頂きたいとの事で、愛媛県の魚をご提供頂きました。12日にヒューストン入りし、13日はセイワマーケットでも試食・販売を行うなど、目いっぱいのハードスケジュールの中での今回の試食会のご提案は、有難いの一言に尽きました。

 

 当日、「Kubo’s」の壁には、愛育フィッシュの鰤や鯛が描かれた愛媛県庁ご持参の大きなバナーが貼られ、お店の中央フロアに並べられた3つの長テーブルは、愛媛県庁・漁連の皆様とと日本人会の参加者で埋まりました。

 7時に、武智会長から開会の挨拶と今回の試食会についての簡単な趣旨が話され、続いて愛媛県農林水産部水産局漁政課長の橋田直久さんからご挨拶をいただきました。橋田さんが、今回持ってこられた魚を列挙すると、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こり、期待が高まります。ご挨拶が終わるやいなや、各テーブル、または個人で注文したレストランのメニューや飲み物のかたわら、石川シェフのさばいてくださった魚が次々と出てきました。

 

 まず出てきたのは、漬けのみかんブリ。口に入れると、ピリ辛ながら、みかんの風味が鼻腔に広がります。みかんブリのうまみを生かしきったこの絶妙のバランスは、まさに名人芸。

 会場は「美味しい!」「幸せ!」という声に混じる満足のため息で満ち溢れ、ブリは次々にお皿から消えていきました。残り少なくなったみかんブリを、沈黙のうちに互いにけん制しあうころ、今度は大皿に盛りあわせたお刺身が登場。みかん真鯛、養殖真鯛、養殖鰤、養殖シマアジ、養殖スマ(サバ科の魚)が彩りも美しく並び、見ただけで涎が…。日本を12日に出発したとの事でしたが、高い冷蔵・冷凍技術のおかげで、鮮度も良く保たれ、それぞれの魚の味と食感の違いを確かめることができました。

 

 同行された愛媛県庁漁政課企画流通係の武田康担当係長と、愛媛県漁業協同組合宇和島支部総務部次長兼水産物加工センターの神森博営業課長から、愛育フィッシュについて、たくさんのお話を伺いましたので、ここに少しだけご披露します。

愛媛県は、日本一の養殖真鯛の収穫量を誇り、日本で流通している真鯛の50%を占めている。
愛媛県の鰤の養殖は、昭和36(1961)年に始まり、現在は日本第二の生産県となっている。
平成23(2011)年に、柑橘生産量日本一の特産を生かして、イヨカンを搾った残滓を鰤の餌に混ぜて、柑橘の香りがする「みかんブリ」の養殖技術を開発。魚の生臭みがないので、魚が苦手だという女性や子供にもよく食されるようになった。
黒鮪の養殖は、平成17(2005)年に宇和海で始まった。円形の生簀が特徴(鮪は泳ぎ続けないと死んでしまうため)。
天然と養殖を見分けるポイント1:天然の鯛は、鼻の穴が4つ(片側に2つずつ)あるが、養殖鯛は鼻の穴が片方ずつ1つにつながって全部で2つになっている。
天然と養殖を見分けるポイント2:養殖鯛は、天然鯛より頭が丸みを帯びている。
鯛の寿命は20年以上で、最大体長1m、体重は10kg以上に成長するものもいる。魚は、年をとるほど大きくなる。
宇和島の養殖魚は成長が速く、2才で体長40cm、体重1kgを超えるほどになる。
養殖鰤は、稚魚の時に一匹一匹予防注射を受けているため、大きくなってからの抗生物質の投与は少なくて済む。
餌や環境の改良により、愛媛産の養殖魚は安心安全で味も抜群になっている。(今回の試食会で確認済み。)

このほかにも、たくさんの苦労話や養殖の工夫や歴史について、楽しく興味深いお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。 

 ヒューストンでは、お寿司を食べられるお店が多いとはいえ、「お刺身だけでおなかがいっぱいになった!」と言えるほどの量を、しかも、こんなにたくさんの種類で食べられることはめったにありません。このような素晴らしい試食会を企画してくださった愛媛県庁の皆様と、これらの魚を美味しく料理してくださった石川シェフに心から感謝いたします。

 ヒューストンに愛育フィッシュが流通する日を楽しみに、ヒューストン日本人会は、これからも愛媛の愛育フィッシュを愛し、応援してまいります。