12月8日(日)午後12時半から、市内北西にあるプライベートクラブPine Forest Country Clubの大広間で、毎年恒例のヒューストン日本人会主催のクリスマス会が開催されました。
会場の玄関にはクリスマスの装飾が綺麗に施され、二階の大広間への階段は赤いカーペットが敷かれていました。大広間には大きなクリスマスツリーの他に多くの真っ赤な丸テーブルが配置され、早めに到着された参加者はワインを飲みながら歓談に興じました。
やがて時間となり、いよいよクリスマス会の始まりです。今年は、オペラで幕を開けました。曲の初めにオペラコンダクターの戸田光彦さんに解説をいただき、歌の背景が良く分かった上での鑑賞で、聴く楽しみが倍増します。期待が高まるなか始まったオペラ歌手のレベッカによるプッチーニの「蝶々夫人」の歌声に、会場は水を打ったように静かになり、素晴らしい声量で会場の全ての人が魅了されました。毎年ヒューストングランドオペラの歌手が、日本人会のクリスマス会の為に素晴らしい歌を参加者の目の前で披露して下さっています。例年は食事の後での公演ですが、今年は出演者の都合でプログラムが少々変更となりました。
オペラに続き、日本人会の武智会長が日本人会の活動及び1年を締めくくる挨拶をされ、次に福島総領事から温かい御挨拶をいただきました。その後、名物のローストビーフ・各種のパスタ・自家製オムレツ・数々のデザートのブッフェを全員で美味しく頂きました。何回も取りに行かれる方も多く好評でした。
食事が落ち着いたところで舞台をガラリと変えて、古今亭菊志ん師匠の落語公演に移りました。毎年、師匠にはクリスマス会のトリを行って頂いています。師匠はNHK「超入門!落語THE MOVIE」等にも出演して人気上昇中の落語家ですが、日本人会の為に8年間毎年クリスマス会で公演されています。当日は子供さんからご年配の方が楽しめる小噺を数多く披露され観客を大いに沸かせました。
2019年の日本人会のイベントはこれで全て終了となりましたが、1月19日には、望月会館で、来場者参加の餅つきや、豪華景品が当たる福引大会、雷太鼓の演奏、凧揚げ、羽根つきが楽しめる新年会の開催を予定しています。来年も、日本人会では益々パワーアップした楽しい行事をたくさん予定していますので、皆様のご参加をお待ちしています。