2026年8月9日能登半島震災復興チャリティコンサート
2024年1月1日に石川県能登地方を震源として発生したマグニチュード7.6の地震により、能登半島は大きな被害を受けました。その中で、伝統の輪島塗も大きな影響を受けたひとつでした。
昨年、ヒューストン日本人会の鈴木崇右君は輪島市を訪問し、復興支援活動に取り組みました。その中で特に輪島塗の伝統工芸に感動した鈴木君は、泥にまみれた輪島塗の食器を丁寧に拭いて磨き上げ新品同様になるような活動をしていました。アメリカに戻ってからも、継続的に支援を続けています。
(鈴木崇右君が泥から救い出した輪島塗の食器)
そして今年も能登半島を訪問した鈴木君は、帰米後、輪島塗のための震災復興のチャリティ公演の開催を企画しました。
8月9日(日)、募金活動とあわせて鈴木君によるピアノコンサートが開催されました。会場となった素晴らしいピアノが数多く置かれている河合楽器のコンサートホールには、約120名の方が来られました。入口では鈴木崇右君のご両親が鈴木君が作成した絵本を募金活動の一環で販売されていました。家族総出での募金活動には頭が下がりました。
コンサートでは、総合司会も鈴木君が行いました。日本語と英語で今回の能登半島震災復興チャリティコンサートの趣旨、自分が能登半島に行って復興のボランティア活動を行ったときの話、輪島塗の素晴らしさ、そして何よりも自分は日本人であり、遠く離れていても祖国日本のことを思っていると強調されました。プレゼンテーションの能力の高さに皆さん驚かれていました。
曲目は、久石譲氏のOne Summer Dayから始まり、ショパンのWaltz Op18とScherzo Op31を演奏。休憩後は弟の英右君がラベルの難曲をみごとに弾きこなすと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。最後は、崇右君が、お世話になった母親に捧げる曲としてシューマンのWidmung Dedication「献呈」を演奏してコンサートは終了しました。
兄弟で音楽を楽しみ、演奏のレベルを向上させていることが伝わってきました。これも指導者の三牧可奈先生とご両親の支援あってのことです。素晴らしい演奏を聴かせていただきました。
(師匠の可奈先生とともに)
今後も能登半島震災復興を継続しますので、皆様のご協力をお願い致します。また日本人会では熊本地震復興募金活動も行っていきますので、こちらも宜しくお願い致します。
(能登半島震災復興のボランティア活動)
(左:鈴木兄弟を囲んで)(右:鈴木兄弟のご両親)