第23回 「親睦麻雀大会」開催レポート

華氏80度を超える夏日となった2月8日のHoustonにおいて、
恒例の「親睦麻雀大会」が日本レストラン「鮨陣」の特別室にて開催されました。

鮨陣特別弁当を堪能しながら、簡単な自己紹介とルール説明があり、皆ワクワク、ドキドキ、期待と緊張が入交る中、午後12時45分に大会は開始されました。

参加者の集合写真

雀士16名(内1/4が女性)が4卓で競い合い、毎回メンバーが変わる四回の半荘は冒険のようで、毎回期待も膨らみます。
累計最多点数の方が優勝となりますので、最後まで結果は分からず、皆さんに優勝のチャンスがあります。

そのうえ今回は、優勝者へ賞金の他に「鮨陣」さんから「お食事券」、上位入賞者へは三菱重工の石川さんからマグカップのご提供があり、大会は一層活気付きました。

熱戦の結果、優勝者は山地さん、二位は永島さんというベテラン勢が上位を占めました。おめでとうございます! 
若い方や女性の方々、次回は是非頑張りましょう。

麻雀を楽しみながら、新しく参加された方とお話する機会が得られ、また、お馴染みの方と半年に一度の再会で話が弾む、貴重な半日となったのではないかと思います。

 「鮨陣」オーナーの中西さんご夫妻、いつも場所のご提供と差し入れをありがとうございます。

 次回の大会は、2025年8月初頭になりますので、麻雀の上手下手関係無く、麻雀がお好きな方、新しい出会いを求めている方、是非ご参加下さい。

大会幹事:松村 芳容


【優勝者のコメント】

第23回目の懇親麻雀会に参加出来たことを喜んでいます。久しぶりの皆さん方、顔ぶれに接することが出来るのは嬉しい時間です。これも松村ご夫妻のいつもながらの献身的なお世話と段取りのお陰の賜物ですが、感謝。ありがとうございます。

さて今回、運よく優勝という結果をいただきましたので、少々自身のことを申し上げます。
実は私は米国に赴任して以来、今年で50年が過ぎました。振り返りますと1974年の春に西海岸Los Angeles に降り立ちました。日本では未だ成田空港が開設していない時でしたので、羽田空港から見送りの友人達35人に励まされて発ちました。以来、早くも50年が過ぎ、今さらながら時間の経つ速さを身にしみて感じている昨今でございます。

麻雀はLA駐在の時に初めて覚える機会を得ました。最初は社内の男性同僚達には相手にされなくて、「お前は女性に教えてもらえ」と言われて、同僚の奥様方からの手ほどきを受けました。時々、すじでの引っ掛け間ちゃん待ちで成功すると、奥様方に手をつねられたのを憶えています。その後少しずつ上達したのか、半年後にやっと男性の仲間に入れてもらえるようになりました。そして沢山授業料を支払い、少ない給料を全部献上となり、その年のクリスマスには小さなアパートの一部屋で、一人、本を読みながらラーメンを食べて過ごした事を想い出します。1975年にHoustonに転勤して2~3年して友人も出来て、麻雀に誘われる機会が出て来ました。皆さん方、学生時代からの強者ばかりでまたまた授業料をたくさ~ん払いました。

私は良い鴨で友人達に沢山喜んでもらえた様で、いつでも声が掛かりました。
そして世の中にはタダで学べる事は何もないという事を学びました、授業料をとられてばかりでしたが、この経験は後々の自分にたくさん役に立ちました。Houstonでは若気の至りですかね、無理もたくさんしました。週末に駐在員宅で明け方の4時ごろまでPlayして、ちょっと仮眠してGolf へ行くこともしばしばありました。まさに今から考えますとアホな気違いの生活でしたよね! 

 

その麻雀、Golf仲間・友人達も、次第にもう会えない人達となっています。
この様な50年を経て、今回は神様のおぼしめしで純金のトロフィー、価格一億円相当を拝受出来ました。この純金トロフィーは、GolfのPutter一本とあの世に旅する私と一緒に行くこととなります。

皆様方、有難うございます。

山地良一

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